立春は旧暦の1年の始まりにあたる日で、厳しい冬を乗り越えて春を迎えることから、1年に4回ある「節分」(立春、立夏、立秋、立冬の前日)の中でも特におめでたい日とされてきました。そのため、立春の前日にある「節分」は今でいう大晦日のようなもの。
大晦日に1年の邪気や悪いものを祓い、清めた状態で新しい1年を迎えるための儀式として豆まきなどの行事が行われるようになったようです。
ちなみに長い間2月3日が節分、2月4月の立春が当たり前だったので、日にちが決まっているように思っていましたが、2021年の立春はなんと124年ぶりに2月3日でした。覚えてますか?去年と今年は2月4日に戻りましたが、来年の立春はまた2月3日に!
京都では様々な節分行事が行われるので、間違うことはないと思うのですが気をつけないといけませんね。
新暦のカレンダーの日々に追われる毎日の中で、まだまだ寒い中ではありますが「立春」の声を聞くと、暖かい春への期待に少し心が和むようです。