先週は西陣織工業組合が主催されている2024西陣織大会に参加させていただきました。
展示内容としては帯地・きもの・金襴・ネクタイ・肩傘・インテリア・小物がある中、きもの部門で数多くの作品の中から2点入賞しました。
一つは京都府知事賞をいただきました、線調子の四角を組み合わせ、斜め重ねの市松と絶妙な奥行き感を表現しました。
技法はもじり織。名の通りたて糸をもじりながら、よこ糸と交錯させることで隙間がうまれ透け感のある仕上がりとなります。
なんでもない柄でありながら、現代的なエッセンスを感じられる、そんな作品になりました、。この作品の特徴として、柄や色合いから女性、男性問わずどちらでもお召しいただける作品となっています。
そして二つ目は西陣織物産地問屋協同組合理事長賞、同じく紋紗。技法も同じく、もじり織です。
シンプルな市松模様ながらも、透け感がおしゃれな作品です。
こちらの特徴としては柄や色合いから女性男性問わず、どちらでもお召しいただける羽尺となっています。
他社の作品も観覧させていただき、とても刺激になり勉強になりました。